自動車保険 きちんと設定すれば安くなる。

自動車保険は誕生日などの節目に見直してみよう
先日、自動車保険の年齢条件を35歳以上補償に変更しました。変更したといっても、電話1本しかも5分程度です。
保険は難しくて嫌悪感を感じる人多いですよね。私もそんな1人でした。過去に7年程保険の仕事をしていたので普通の人よりは詳しいかと思います。とても詳しいです!と断言しないのは年々保険の内容は変わる上に、保険会社によって細かいルールが違うからです。
保険に嫌悪感を感じてる人に沢山いっても頭に入りません。今回は手始めに1項目のみ説明してみたいと思います。ぜひご自分の契約を確認してみてください。
目次
「契約している車を運転する人」以外を範囲に含めてる
運転する人は誰ですか?「運転者範囲と年齢条件」という項目があります。そこに運転する人以外の人を範囲に含めている事が非常に多い!ここをきちんと設定する事。無駄な保険料が省けます。
設定できる項目は以下の通りです。(会社によっては違う場合もあります)
- 運転者範囲「本人限定/夫婦限定/家族限定/限定なし」
- 年齢条件「全年齢/21歳以上補償/26歳以上補償/35歳以上補償」※運転者範囲「限定なし」年齢条件「全年齢」になってたら要注意
設定の際の考え方。
まず、運転者範囲から考えます(誰が運転するのか。)その後に運転する人の中でも同居している人で一番若い人の年齢で年齢条件を設定する。同居の家族以外運転する場合もその人の年齢は関係ありません。
(例)父(50歳)母(50歳)同居の子(26歳)別居の未婚子(22歳)この4人が運転する場合の正しい設定。
- 運転者範囲 家族限定
- 年齢条件 26歳以上補償
ここでミスしやすいのは、年齢条件を21歳以上補償にしてしまう!あくまで同居の中で年齢条件は設定するので別居の人は含めません。
※「家族限定」の範囲というのが基本的には別居の未婚の子までです。別居の既婚の子は家族にははいりません。(保険会社によっては既婚の子まで家族に含める設定もあります)
めんどくさい。自分では不安という方
保険会社のコールセンターに電話して「運転する人を伝え、無駄な設定がされていれば変更して」と言えばいOK。相手はプロですから大丈夫。場合によってはほかの無駄まで省いてくれます。ほとんどがフリーダイアルなので通話料は無料。ただ、繋がりにくい。
そもそも何で、運転者範囲を設定したら安くなるの?
運転する人が少なければ少ない程、事故にあうリスクが下がるからです。運転者範囲を「限定なし」にしてしまうと「色々な人が運転する」という事になる為、リスクが高いと判断され保険料が高く本人限定の場合は、一人しか運転しないので、リスクが低いという事になります。
年齢条件は何で設定したら安くなるのか?
若い人は運転技術が未熟なので事故を起こすリスクが上がるという考えで保険料が高くなります。なので全年齢が一番高く、年齢が上がる程保険料は安くなるという訳です。
契約期間中に契約内容の変更はできるのか?
できます。(項目によってはできない物もあります)契約期間中に、運転する人が増えた、同居の家族の中で運転する若い人の誕生日が来て26歳になったなど色々な状況があると思います。その時は事前でも当日でも構いませんので、担当代理店や保険会社のコールセンターへ電話しましょう。コールセンターが比較的便利です。電話だけで手続きが完了するのがほとんどです。
おわりに
自分の保険の内容がどうなっているのかまずは保険証券を確認してみましょう。保険には沢山の項目がありますが、その中でも年齢条件と運転者範囲は保険料の大きな部分を占めています。この部分だけを見直すだけでも、無駄な保険料が抑えられると思います。
保険は、しっかりした代理店や担当者にお願いしていないとかなり無駄なお金を払うはめになるという怖いもの。なので必要最低限の知識が必要だと思います。私は保険が分かるようになってからすぐに家族の保険料を見直しました。その当時は実家に居た為、全員の車(7台)の確認をして、1年間で1台あたり、1万円の節約に成功しました。