妊娠糖尿病~自分を責めないで!全てがあなたの責任ではない

妊娠糖尿病になったのは、私のせいと悲観的になるのは終わりにしてください
4回の妊娠、2人の出産を経験した私です。
2回は流産で不育症でした。そして2人を無事に出産しましたが初期からの妊娠糖尿病でした。
このブログにも妊娠糖尿病について少し書いた事があり、お問い合わせを頂く事も多々あります。
直接、お問い合わせ頂く事で、私の経験が誰かの役にたっているんだなと最近は嬉しく思います。
その中で気になった事があり、今回はブログに書く事にしました。
これを読んで、少しでも楽しい妊娠生活が送れる事を願っております。
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目次
妊娠糖尿病あるある、妊婦を傷つけるな。自分で自分を傷つけないで!
妊娠糖尿病になると私を含め妊婦みんなが思う事
「みんな普通に妊娠するのに、私は妊娠糖尿病になってしまった。私はダメ人間だ。赤ちゃんが可愛そう。」
きっとこの記事を読んでいる人は、妊娠糖尿病になった妊婦さんかその配偶者がほとんどだと思います。
不安でネットサーフィンした結果この記事を見つけた事でしょう。
私も物凄くネットサーフィンをして、いろんな方の体験談を読み漁りました。
しかも多くは、出産まで書いていない事が多く、不安を煽る結果になる。
2回共に、やっぱりそのループにハマるんですよね。分かっているけど。
そんな経験者の私が今言える事。
妊娠糖尿病になったのはしょうがないと思いましょう。今、自分を責めてもなんの意味もありません。
遺伝で血糖値が高くなる体質の人も多く、痩せているのに妊娠糖尿病という方も沢山居ます。私は肥満妊婦で自分を責めました。責めても何の意味もないのに、その事があたまから離れないんですよね。分かります。
ちなみに私の妹は、妊娠時80kgありましたが血糖値は正常でした。
それを考えると、肥満の人でも妊娠糖尿病になる人とならない人がいます。
なので、肥満だったから私が悪いんだと自分を責めるのはやめましょう。
周りの人々、妊娠糖尿病になった人を傷つけて楽しいですか?
これは、妊娠糖尿病の妊婦さんをもつ旦那さんに読んで欲しいです。こういう事で傷つくという事を知ってほしいです。味方になれるのは、あなたしかいません。
私は妊娠糖尿病である事を、義両親には言いませんでした。
なぜなら義母は妊娠中に走れる程元気な妊婦だったらしくそれが自慢。その話を何度も聞かされ、切迫流産や早産で入院した私はまるで遠回しに「あなたはダメ妊婦ですね」と言われている気持ちになったから。
「妊娠糖尿病なんです」って言われたら何て言われるか分かりません。自分が落ち込むのを回避したかったので言いませんでした。
健康妊婦自慢は、妊娠糖尿病の妊婦を傷つけるだけじゃなく色んな妊婦を傷つけるというのを知って下さい。
そして、妊娠糖尿病の事を知りもせず、「太ってたら妊娠糖尿病になるよ~」「妊娠糖尿病ってヤバくない?」「血糖値測るの痛そう、かわいそう」「何か、色々と大変だね、かわいそうに」など言わないでください。
何よりも、妊娠糖尿病というのは母体が妊娠糖尿病なんです。子供を否定するような発言はやめてください。
きちんと血糖値を管理すれば、子供のリスクは普通の妊婦と変わりません。
写真は、生後2か月の頃の息子
現在1歳1ヶ月(2018年10月現在)ですが、良く食べ良く寝る男の子です。元気いっぱいです。
私的、妊娠糖尿病と分かったらやるべき事
- 落ち込まないようにする。中々難しいですが、落ち込むと血糖値が上がりやすいです。
- 自分が何を食べると血糖値が上がりやすいのか知る。(人によって若干あがる食材が違います。私はパンより米がNG)
- 血糖値の測定器で計る事をむしろ楽しむ(これだとこんなに上がるんだ~的な感じ)
- 思い悩まないようにする(血糖値が高くなる)
- 1回の血糖値測定で一喜一憂しない
- ネットで妊娠糖尿病について調べるのをやめる
ネットで妊娠糖尿病の悪い事ばかりがかかれているサイトを見ない。これに限ります。このループにハマると抜け出せません。
終わりに
これを書いている私は、血糖値が今でも高めでヤバいですが、子供は普通に元気いっぱいです。
ただ、私の体質を受け継いでいる可能性が高いので血糖値の管理や食生活について教え込む必要はあると思います。
妊娠糖尿病の妊婦から生まれた子供は血糖が上がりやすい体質になるらしいです。
ですが、人は誰しも完全ではないし色々な問題を抱えています。それを表だってわざわざ言う人がいないだけ。
心配しないで、妊婦生活を楽しんで下さい。
今しかない生活を楽しめるように、頑張ってください。
血糖値管理を辛い!と思わず、めんどくさ~って感じで力を抜いてがんばりましょう。