沖縄でパパイヤは野菜です。産後のお母さんの強い味方

沖縄ではおなじみのパパイヤは栄養豊富で女性にぴったりな食べ物
本土の方からするとパパイヤは果物でしょ?と思うかもしれませんが沖縄では、パパイヤは野菜です。そんなパパイヤですが、産後で母乳を沢山出したい方、ダイエットをしたい方にはおすすめの食べ物です。そんなパパイヤについてのお話と、パパイヤの食べ方をご紹介。
目次
沖縄では青い時にパパイヤを食べるのです。
沖縄ではパパイヤ=青ですが、本土では黄色に熟したパパイヤを果物として食べるのが一般的でしょう。私は熟したパパイヤを果物として食べた事はありません。あくまでパパイヤは青い状態で収穫し食事の際の副菜として使います。
栄養が豊富なので母乳量が増えると言われ、沖縄では産後にやたらと親戚が持ってくる。
パパイヤは栄養価が高く、血液の流れなども改善されると言われている為、沖縄では産後におばあちゃんや叔母さんなどが、「パパイヤ食べて沢山母乳をあげなさいよ~」と言ってやたらと持ってくる程です。母乳の出が悪くなったり、乳腺が詰まったりするのが改善されると昔から言われています。私も産後に毎日のように食べさせられていました。
栄養価が高く、脂肪も分解するので産後ダイエットにおすすめ
青パパイヤには「パパイン」と呼ばれる酵素が含まれています。パパイン酵素は、脂肪・糖質を分解する働きがあり、食べ物の消化も助けます。パパイヤにはその他にもビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれています。母乳を出しつつ、脂肪も分解できるので産後のダイエットには強い味方です。
酵素が多いので、肉を柔らかくするのにも使います。
生のパパイヤに、生肉をつけておくと酵素の力でお肉が柔らかくなります。漬け方はスライスしてつけるだけ。リンゴなどと同じ要領でOKです。つけすぎるとお肉がボロボロに。リンゴなどとは比べものにならない程早く、お肉が柔らかくなります。
パパイヤの汁でかぶれる可能性あり、調理する際は手袋を。
パパイヤを調理する時に皮を包丁で傷つけると、真っ白な汁が出ます。その汁を手で触るとかぶれる場合があります。私はかぶれるので手袋をするか誰かに皮を剥いてもらいます。
パパイヤのナムル
歯ごたえが良いです。人参などのナムルと一緒にビビンバにしても美味しいですよ。
材料 パパイヤ(500g=約1個)白ごま(大3)醤油(大1)砂糖(小1)塩(適量)鶏ガラスープ粉末(小2)ゴマ油(大2)にんにく(適量)
作り方
- パパイヤの皮を剥く(手袋を着けて)
- パパイヤを半分に切って、中の種をスプーンでとる
- 千切りし、水にさらしあく抜きをする(10分以上はあく抜きをする事)
- 水を切り、フライパンにごま油とにんにくを入れ炒める。
- 色が薄くなったら火が通ってきた証拠。砂糖、塩、鶏がらスープを入れて更に炒める。パパイヤが好みの固さになったら鍋はだから醤油を入れ混ぜ火を止める。
- 白ごまを和え完成。(あったかくても、冷やしても美味しいですよ。)
パパイヤしりしり~
とても柔らかくて美味しくごはんが進みます。作り方も簡単です。
材料 パパイヤ(500g=約1個)ツナ缶を1缶 だしの素(小1)醤油(少々)塩(適量)水(100CC)
作り方
- パパイヤの下ごしらえ(パパイヤのナムルのレシピ1~3)※本来は千切りではなくしりしり器でおろす
- 水を切り、フライパンにツナ缶の油だけを入れパパイヤと炒める
- パパイヤ全体に油が絡んだら、水を入れて弱火にし蒸し焼きにし火を通す。
- パパイヤが柔らかくなったら、ツナとだしの素と塩を入れ中火で炒める。
- 仕上げに、鍋肌に醤油を入れ炒め完成。
終わりに
タイ料理のソムタムが最近では有名ですが、青パパイヤは健康に良いだけでなく、本当に美味しい。熟し始めたパパイヤでも炒めると美味しいので、パパイヤ手に入った時はぜひぜひお試しください。夏バテや疲労回復にバッチリです。母乳の出が気になる方も、作ってみてはいかがでしょうか。